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2013年5月20日 (月)

映画『エクスペンダブルズ 2』

Expendables2_2

監督:サイモン・ウェスト、脚本:リチャード・ウェンク、シルヴェスター・スタローン、音楽:ブライアン・タイラー、出演:シルヴェスター・スタローン、ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ドルフ・ラングレン、チャック・ノリス、テリー・クルーズ、ランディ・クートゥア、リアム・ヘムズワース、ジャン=クロード・ヴァン・ダム、ブルース・ウィリス、アーノルド・シュワルツェネッガー、2012年、102分、原題:THE EXPENDABLES(消耗品)

監督は『メカニック』でジェイソン・ステイサムと組んだサイモン・ウェスト。

アルバニアの鉱脈の地下に眠る、膨大な量のプルトニウムの埋蔵場所のデータを積んだ飛行機が墜落した。そのデータは機内の金庫にあり、それを奪い返すことがエクスペンダブルズに依頼された。

ようやくデータを手に入れたところへ、武装ギャング「サング」の親玉ヴィラン(ジャン=クロード・ヴァン・ダム)一味が現われ、見張りに出ていたビリーを人質に、それを渡すよう迫る。しぶしぶ手渡したが、結局ビリーは殺されてしまう。

プルトニウム奪還と、ビリー殺害の復讐もあり、メンバーはヴィランたちのいる街に向かう。……

前作とほとんど同じ長さで、ムダなく、メリハリをもった作りとなった。

データを手に入れる前に、いわば序盤戦として、中国奥地に捕えられたトレンチ(アーノルド・シュワルツェネッガー)救出がある。
ファーストシーンからいきなり派手なアクションが繰り広げらる。冒頭から戦車を爆走させながら撃ちまくるシーンなど圧巻つづきだ。前作を意識して、いきなりのサービスときたもんだ。
本題に入る前に、戦車、水上艇、ボートなど総出で、アクションも出尽くしてしまうのではないかと思うほどだ。

前作と違うのは、墜落した飛行機の場所を案内するために、マギーという暗号解読のプロである中国女が入ったことだ。終盤ではアクションもこなしている。

プルトニウムの採掘現場など、どうやって見つけたかと思うようなロケ現場であり、巨大な河川を行く彼らの水上艇のシーンなど、今まで見たこともないような映像で楽しませてくれる。

終盤で、バーニー(シルヴェスター・スタローン)とヴィランがタイマンを張るところがある。ヴィランが弾を撃ち尽くすと、男同士の戦いだ、リスペクトされる男になるにはおまえも素手で勝負しろ、と言い、バーニーも身に付けた武器を全部捨て、素手で殴り合う。

こういう場を作り出すことも含め、ストーリー運びだけではない脚本の円熟味を感じる。

アクションのハウ・トゥはもちろん、アクションシーンのカットや編集はキレがよく、今回は、仲間の一人が殺され、その埋葬シーンまで入れるという運びながら、ラストに向けてブレず、ビシッと決まった出来となった。

アクションだけでなく、その雰囲気を壊さぬ程度に、シンプルなストーリーが出来上がっていて、安心して楽しむことができる。
信頼する仲間だからこそ通じるジョークや皮肉も聞かれるところもよい。

中国女だからというわけでもないが、この紅一点はいらなかったなあ。女がらみは、パリにいる恋人を思うビリーの話だけで充分だった。

何しろ最初から最後まで、さまざまな武器が出てくるのだが、専門でないとわからない。武器に詳しい人には、もっと楽しめるに違いない。

これはやはり、スクリーンで観る映画だ。

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